暮るる間も 待つべき世かは あだし野の 末葉(すゑば)の露に 嵐たつなり 式子内親王 ーー 日暮れまでも待ってはくれない、この世の中は。 葬送の地・化野(あだしの)の葉先の露が、風であっけなく消え去るように ーー (私訳) この歌の作者は式子内親王、後白河天皇…
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