わくらばに 問ふ人あらば 須磨の浦に 藻塩たれつつ 侘ぶと答へよ 在原行平 ~たまたま私の事を聞いてくる人があったなら、須磨の浜辺で塩でも作りながらしょんぼりしているよと答えておくれ~ 在原行平は、業平の母違いの兄で、どちらも阿保親王の子でありな…
父母に 知らせるぬ子ゆえ 三宅通(みやけぢ)の 夏野の草を なづみ来るかも 万葉集巻第13より ~父母にはまだ知らせていない娘ですから、三宅村の生い茂る夏草の道をかきわけて通って行くのです(私訳)~ この歌は、その前に長歌があり、その反歌として載ってい…
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