わたの原 八十島(やそしま)かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人(あま)の釣り舟 小野篁(たかむら) この歌は小野篁が隠岐の島へ一時的に流罪になった時の歌 小野篁はユニークなエピソードのある興味深い人物だ 最もユニークなのが、昼は官職には就き、夜は…
難波潟 短き葦の 節(ふし)の間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや 伊勢 百人一首にも採られているこの歌は 伊勢 という女流歌人の作 時間の短さを干潟の芦の節と節の間の短さに例える 恨み言も歌になれば芸術に昇華する この時代の歌に難波の様子がいくつか登…
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